臨時快速藤の花観ナイト号にのります pic.twitter.com/yOwA30JzDb
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臨時快速「藤の花観ナイト号」に乗って、あしかがフラワーパークの大藤まつりを見に行ってきました。
前日譚
前回の長野周遊に引き続き、日帰りで行ける旅程を模索したうちの1つです。
あしかがフラワーパークの大藤まつり合わせの臨時列車はいくつかあって、上野発着 185系の「あしかが大藤まつり1号・2号」、大船発着 E257系「あしかが大藤まつり3号・4号」、いわき発着 651系「あしかが大藤まつり5号・6号」の3列車が、JR東日本プレスリリース 春の増発列車のお知らせに載っている分です。
しかしながらここに載っていない第4の選択肢があります。それが吉川美南発着 253系「藤の花観ナイト号」です。春の増発列車プレスには載っておらず、栃木アフターDCのプレスにのみ記載があります。あやうく見落とすところでした。
武蔵野線内発着で、しかも他3列車とは異なりライトアップされた夜の大藤を見れるならこっちのほうが絶対いい!と思って早速えきねっとで席を確保しておきました。
にしても藤の花観ナイトってなんやねん。
ゆき
吉川美南駅
ここは吉川美南 pic.twitter.com/UwTTiUTefh
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普段は用事がなく通り過ぎるだけだった武蔵野線 吉川美南駅です。
駅構造は2面3線で中線を使った折返しができるため、2018年秋は「お座敷鹿沼秋祭り号」の始発駅になっていました。そのほか毎シーズン運行される「ホリデー快速鎌倉」は一旦吉川美南まで回送されてから折り返して始発駅の南越谷に向かいます。
手作り感あふれる吉川美南駅 藤の花観ナイト号乗車位置マーク pic.twitter.com/7rKiSyWtFm
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藤の花観ナイト号は6両編成で、足利よりの先頭が1号車です。
おそらく手作りであろうと思われる乗車位置案内。アフターDCとはいえまだまだ気合が入っています。
253系 臨時快速藤の花観ナイト号です pic.twitter.com/hMJRzD3VrD
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車両は特急「日光」・「きぬがわ」に利用される253系。武蔵野線に入線するのはかなり珍しいはず。
関西での生活が長く、東日本の特急列車にあまり縁のない暮らしをしてきたため253系に乗車するのは今回がお初。
成田エクスプレスのお下がりとはいえ塗装をはじめ大きくリニューアルされており、特にシートピッチはかなり広々としています。
GW中ということもあって車内は団体さんで賑わっていました。座席も全席売り切れとのこと。
方向幕は臨時 pic.twitter.com/4VRIuAqUYG
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前面、側面ともに臨時(EXTRA)表示でした。臨時列車あるあるですね。
本当は吉川美南駅で特製パネルによるお見送りがあったのですがうまく撮れませんでした…。ここから先、武蔵野線内では越谷レイクタウン、南越谷、南浦和の順に停車し、列車は大宮へと抜けます。
南越谷駅
南越谷駅 藤の花観ナイト号お見送り pic.twitter.com/Qda9QqchqM
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特製横断幕によるお見送りです。
南浦和駅
南浦和駅 藤の花観ナイト号お見送り
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めっちゃ盛大にお見送りされたぞ! pic.twitter.com/mqlXxgslhP
南浦和駅のお見送りはかなり豪華でした!
かなり大勢の駅員さんが特製横断幕や「南浦和」タオルを掲げていました。
乗車記念グッズ
藤の花観ナイト号乗車特典
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記念乗車証&缶バッジ pic.twitter.com/DrLTBNbjFz
車内検札とは別に乗務員さんが回ってきて、乗車特典グッズを手渡してくれました。
日付スタンプ入りの記念乗車証と、缶バッジになります。
乗車記念… 缶バッジ… さいたま車掌区…。こういうのどこかで…。
あしかがフラワーパーク駅
ここはあしかがフラワーパーク駅 pic.twitter.com/MgvbOIJ2LA
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吉川美南を出発して約2時間。ここは2018年4月に開業したばかりの新駅・あしかがフラワーパーク駅です。
あしかがフラワーパーク駅は休日おでかけパスの使用可能範囲の端っこにあるため、休日おでかけパスを使うことで都内から往復するだけでもかなりお得におでかけができます。週末パスとは違ってGW中も使えるというのがよいところ。
まだ切符システムが、出来て間もない新駅であるあしかがフラワーパーク駅に対応できていないようで、指定席の予約の際は終点の足利駅まで取ることになります。
あしかがフラワーパーク駅
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うちらは行きも帰りも指定席だけど普通列車乗る人たちは大変だね… pic.twitter.com/VEul7vsVx8
このとき時刻は午後4時半、日中のお客さんたちがじわじわ帰りだす頃合いです。駅前には普通列車の待機列がずらりと。
待機列を横目にあしかがフラワーパークに向かいます。(といっても駅の目の前ですけど)
あしかがフラワーパーク
あしかがフラワーパークにきました pic.twitter.com/QqPlLImjDp
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以前行った正面ゲートは駅から徒歩3分で、より駅から近い徒歩1分のところに西ゲートがあるので今回はそちらから入場することにします。
花の咲き具合によって入場料が変動するシステムになっていますが、なんとこの日は1年で最も高い大人1人1800円の日でした。それほどメインの藤に自信があるということなのでしょう。公式サイトにも「満開」や「今が最高」といった言葉が並び、ますます期待が高まります。
前回のあしかがフラワーパーク クリスマスイルミネーションのときの記事はこちら。
昼の大藤
大藤パノラマ pic.twitter.com/Gi7GxmDt7M
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大藤まつり(昼)その1 pic.twitter.com/VACE3litUV
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大藤まつり(昼)その2 pic.twitter.com/9fkmYIL1VD
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GW中というのと、藤の花の盛りというだけあって園内はかなりの人でごった返しています。
藤といえば藤色の藤を想像しがちですが、実は白色の藤も思った以上にきれいですね。
花の周りではミツバチが。藤の蜂蜜を使ったお土産もショップで売られています。
夕方の大藤
大藤まつり(夕) pic.twitter.com/43jCWlhG5H
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少し日が傾いてきました。このくらいの時間帯から照明によるライトアップがはじまります。
夜の大藤
(上げ忘れていた)夜の大藤パノラマ pic.twitter.com/yKjtzyRZDJ
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大藤まつり(夜) pic.twitter.com/AtK16YQySy
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この日の日没は18時半。帰りの列車が出る19時半まで1時間弱、ライトアップされた夜の大藤を見ることができます。
たべものとか
焼きまんじゅう pic.twitter.com/xS4eAOunVV
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ここは栃木ですが群馬名物焼きまんじゅうです。まあ両毛線ちょっと東に行けば群馬ですし。
中に何も入ってないまんじゅうに味噌だれが塗られています。まんじゅうというよりパンに近いかも。安いのに量があって満足です。
実は園内全ての売店で売られている訳ではない藤ソフト。これ探すのにあっちこっち行ったり来たりしました。
佐野ラーメン pic.twitter.com/KwaHHHNE66
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平打ち麺が特徴の佐野ラーメンです。
かえり
あしかがフラワーパーク駅
藤色にライトアップされるあしかがフラワーパーク駅 pic.twitter.com/SQ7UN5lvNk
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フラワーパーク園内に負けじと(?)、階段や駅舎がライトアップされていました。
駅前には長蛇の人の列が。ホーム上はホーム上でまさか1面1線のローカル駅で首都圏通勤時間並みの混雑を見るとは思いませんでした。指定席取ってて本当に良かった…!
帰りも藤の花観ナイト号でかえる pic.twitter.com/o1w0NjnOF1
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吉川美南駅
終点 吉川美南に到着 pic.twitter.com/hXnATEqsiG
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終点 吉川美南に着きました。時間は22時。もうすっかり夜です。
初耳でしたが吉川は「なまずの里」として知られているそうで、これは吉川市マスコットキャラクターのなまりんです。この横に水槽があって、その中でナマズが泳いでいたりします。