もにょめも

ここはワイの雑記帳

2019/05/18 臨時列車で行く日光・那須周遊①

2019年5月18日に運行された臨時快速「日光東照宮春季例大祭号」に乗って日光東照宮の春季例大祭を見てきました。

日光東照宮春季例大祭号

大宮駅

北の玄関口こと大宮駅です。

今回乗る列車は臨時快速「日光東照宮春季例大祭号」です。その名の通り、日光東照宮の春季例大祭に合わせた臨時列車になります。春季例大祭は毎年5月17-18日に開催されていますが、このうち土曜日の18日にだけ大宮~日光間1往復が設定されていました。

列車の発車時刻が7時21分とやけに早く、そこそこ早起きしないといけません。

車両は昨年春の栃木デスティネーションキャンペーンに合わせて登場したばかりの205系「いろは」。4両編成で、普段は日光線 宇都宮~日光間を走っています。
列車は途中の宇都宮駅で進行方向が変わります。宇都宮方向の先頭が4号車、大宮・日光方向の先頭が1号車です。

方向幕の中には普段使用している日光行の幕もあるはずですが、臨時表記でした。

日光線の205系を改造して作られた「いろは」、4ドア車の中間ドア2つをつぶして窓にしている関係上、既存の窓との兼ね合いでどうしても窓ではない壁の部分が多くなっています。
座席によっては、席の真横がすぐ壁という席もあります。というか嫁の席がそうでした。代わってやれよと。

鉄道にあまり詳しくなく、どの電車をみてもただの電車としか思わないうちの嫁でも、今回ばかりは通勤電車の改造であるということに気づいたようです。ボックスシートになった内装はともかく、大まかな外観はさほど変わっていませんしね。

臨時列車では車内ディスプレイが稼働していないことも多いですが、普段この車両では見かけないはずの大宮表示がばっちり出ていました。

車両端部はロングシート、中間部は2+1のボックスシートです。
通常は全車自由席ですが、臨時運用のときは全車指定席でボックスシートのみの発売になるようです。ロングシート部分にも席番号が一応振られてはいます。
ボックスシートということでえきねっとではシートマップを使った座席指定ができません。人数が2人でも4人がけボックスを指定されることがあるのでえきねっとユーザーは注意!

同じ指定席券520円でも、たとえばリゾートやまどりなどではリクライニングシートが使えることを考えると、若干見劣りしないこともないです…。

イラスト入り検札スタンプはちょっとうれしいですね。

宇都宮駅

宇都宮駅に着きました。ここから列車は日光線に入り、終点の日光を目指します。
停車時間が15分ほどあるので205系「いろは」の外観をじっくり見ておきます。

号車表示です。数字の下に壱号車・弐号車・参号車・四号車の表記があります。

「いろは」のロゴマークです。
ひらがなの「い」と、いろは坂の形状がモチーフの模様。

側面アイコンです。まずは龍、華厳の滝、キスゲの花。

鳳凰、男体山と中禅寺湖、獅子の合計6種類です。1両の片側だけで6種類あって、あとはこれが両側4両分描かれています。

臨時列車恒例のお出迎え兼お見送りがありました。

日光駅

大宮を出て2時間ちょっと、日光線の終着駅・日光駅に着きました。駅名標もレトロ仕様です。

日光には玄関口となる駅がJR日光と東武日光の2つありますが、どちらもさほど離れていません。東武はもちろんJRの特急「日光」も東武線に乗り入れて東武日光に行くので、どちらかというと東武日光の方がメインなのかも。

さてここから東照宮のあるエリアまで向かうわけですが、移動手段を何も考えていませんでした。JR日光駅や東武日光駅前からバスが出ているようなのでそれに乗ります。

日光東照宮

東照宮へ行きたい場合は、この神橋前でバスを降ります。
下の川は中禅寺湖から流れいづる大谷川です。

時間は10時30分。きょうの目玉イベントである「百物揃千人武者行列」までまだ時間があるようなので、いい感じの場所取りをして待機します。
その間に東照宮宝物館に入っている上島珈琲店で那須高原牛乳のソフトクリームを買ってきました。

徳川家康公の神霊が神輿に乗せられ、千人を超える武者行列とともに境内の御旅所まで向かいます。東照宮の公式サイトによれば、神輿3基・馬18頭・武者1200人とのこと。

説明アナウンスによると、神輿が通る際は賽銭を用意しろとのこと。行列の人に当たると危ないんじゃないの…と思いつつ、神輿に向けって賽銭を投げ入れます。

行列が全て行ったのを見届ければ、次は東照宮境内を見学します。
拝観料は1300円で、なんとSuicaとPASMOが支払いで使えます。

まずは神厩舎に掘られている「見ざる・言わざる・聞かざる」の「三猿」です。
有名なのはこの1面ですが、これ以外にも様々なポーズ猿の彫刻があります。

東照宮といえばここ!という定番フォトスポット・陽明門です。

陽明門を入り右手、奥宮に通じる回廊に掘られているのが「眠り猫」です。
小さいので案内表示がなければ見逃していたかもしれません。

なお東照宮本社の内部は撮影が不可です。

日光線

東照宮をあらかた見終えたので駅の方へ戻ってきました。ここあたりでお昼ごはんにしたいところですが、日光線は1時間に1本しかなく、ゆっくりお昼を食べている時間がありません。東武日光駅前で軽く、名物の揚げゆばまんじゅうをいただきます。

修学旅行の団体でしょうか、団体列車が止まっていました。

今度は日光線の普通列車で宇都宮まで戻ります。グッバイ日光、次に来るときは華厳の滝を見に行きます。

さっき宇都宮駅に来たときは宇都宮線ホームでしたが今回は端っこの日光線ホームのためか、駅名標がレトロ仕様になってます。

宇都宮駅周辺

移転の際に事故で破損したり、それを元ネタに「劇場版TRICK 霊能力者バトルロイヤル」の作中で盛大に破壊されていた餃子像です。現在は西口2階ペデストリアンデッキにいます。
多分これを「餃子像」であることを伏せて写真見せられたら「なにこれ」って言う気がします。

宇都宮駅前の「みんみん」で本場宇都宮の餃子を食べてきました。
写真に写っているのは焼餃子1皿と水餃子1皿です。どちらかというと焼餃子のほうが好きです。

宇都宮線

宇都宮駅

宇都宮駅です。隣にはさっきまで日光にいた団体列車が見えますね。
本当は黒磯まで1本の列車が後から来るのですが、行程の205系濃度を下げるために違う電車にも乗っておきます。蓄電池駆動電車 EV-E301系です。

EV-E301系電車(EV-E301けいでんしゃ)は、東日本旅客鉄道(JR東日本)の一般型直流用蓄電池駆動電車である。愛称は「ACCUM」(アキュム)であるが、これは蓄電池を意味する「accumulator」から取られている。

JR東日本EV-E301系電車 - Wikipedia

車内には電力の動きを可視化したモニターも。ただし蓄電池駆動なのは非電化の烏山線内だけで、宇都宮線宇都宮-宝積寺間はパンタグラフ集電のようです。

宝積寺駅

本当は1本で行けるのにいろんな電車乗りたいからわざわざ乗り換えするのってあるあるですよね。

黒磯まではまた同じ顔の列車が連れて行ってくれます。もう京葉線のお下がりは嫌なのだ…。

黒磯駅

黒磯駅です。那須高原に来るのは通算3回目、前回からは1年ぶりです。
ここからはレンタカーで那須周辺観光をします。

去年の「リゾート那須野満喫号」で日帰り那須を楽しんだ記事はこちら。

殺生石

狐ファンとしては外せない観光スポットの殺生石です。様々な作品に登場する白面金毛九尾の狐、三国に渡り妖異をなした玉藻前の最期の地です。
駐車場に車を止め、降りた瞬間から硫化水素の香りが漂ってきます。

間違っても新婚旅行で行く場所じゃないぞ!

ちなみに殺生石はポケモンGO上ではジムになっています。ちょうど置ける青ジムだったんでキュウコンを置いてきました。
新規実装されたフォトモードで一緒に写真撮るのもありかな、と気づいたのはジムに置いた後でした。ジムに置いたポケモンとは一緒に写真撮れないのだ…!

点在している巨岩の上に小石がよく積まれてるけど、歩道から外れないと積めない場所だし、一体誰が積んでるんでしょう?人間じゃなかったらやだなあ。

星のあかり

きょうのお宿は以前にもお世話になった「星のあかり」さん。全室露天風呂付客室がウリのお宿です。

 

こんな感じでお部屋に露天風呂がついています。ちょうどこの日は庭園の花が見頃でした。

PS2とWiiの貸出を行っています。Wiiといえば僕ら世代のドンピシャゲーム…ですが嫁はやったことがないらしく。嫁と一緒に、令和の時代に平成のゲームを楽しみます。

 

その②へつづく…