もにょめも

ここはワイの雑記帳

2019/11/09 第18回流鉄の鉄道の日!!に行った

流鉄 流山駅で開催された第18回「流鉄の鉄道の日!!」に行ってきました。

流山駅

流鉄流山線は、流山-馬橋間5.7キロを結ぶ「都心から一番近いローカル線」。端から端まで乗っても15分くらいで、単線の線路を2両編成の電車がトコトコ走ります。
JR武蔵野線やつくばエクスプレス線が開通するはるか昔から流山を走っている、歴史のある路線でもあります。

流山線の終着駅・流山駅です。この奥に検車区があり、毎年秋に一般公開イベント「流鉄の鉄道の日!!」が行われています。(車両基地公開イベントは〇〇まつりとか〇〇フェスタといった名称が多いですが、ここはこれが正式名称のようです。)

アニメ『普通の女子校生が【ろこどる】やってみた。』を見ていた人なら見覚えのある風景なのではないでしょうか。流山駅が「流川駅」として作中に登場するほか、「流川市役所」こと流山市役所はこの駅の東側にあります。実は未履修ですけど。

【2019年12月追記】アニメろこどる全履修しました!

保有する編成全てに固有の名前がついているのも大きな特徴。規模の小さい鉄道だからこそできることでしょう。

「あかぎ」車内展示

流山駅2番線に留置されていた「あかぎ」編成です。きょうは車内がイベントの展示スペースとして公開されているようです。
流山方の先頭には「あかぎ」登場当時のヘッドマークが取り付けられていました。
方向幕は「試運転」、普段はワンマン表示がなされている表示幕は白幕です。

駅の立地の関係で、馬橋方(つまり南)を向いて写真を撮ると逆光になります…。

ホームからではなく、改札外の広場に設けられた階段から車内に入るようです。

広場には各種屋台や流鉄の部品販売ブースが並びます。
キッチンカーでの販売や通販が主である流山ボンベイも出店。デリー系カレーといえば極辛口の「カシミールカレー」が有名かつ人気ですが、一度つらい思いをしたので今回はやめておきます…。

ホンモノの電車の車内を、模型の電車が行ったり来たり。手作り感あふれる模型車両はモハ101、これは戦後に流山線が電化された頃の電車です。

検車区

駅を出て北に少し歩くと検車区の入り口があります。

前の週に行ったTXまつりなどと比べると小規模で、出展ブースもそう多くありません。とはいえこのイベントの案内に「お子様向けイベントです」と書かれている通り、子ども向けコーナーは充実しています。
(子ども連れじゃない身としては、今までこのイベントに参加してこなかったのはこの一文が原因でもあるのですが…。)

車両基地名物・クーラーの天日干し。

留置される「さくら」編成。検車区側から見える流山方のみ、「あかぎ」同様 登場時のヘッドマークが取り付けられていました。逆光になるのも同じ…。
同じ顔をしている5編成のうち「さくら」のみ正面の窓まわりが黒色ではなくピンクに塗られていて、他とは少し印象が違います。

過去に使用されたヘッドマーク類です。現在の編成にも名前が引き継がれているものもあれば、そうでないものも。

最近生まれた新キャラクター「りゅうのしん」くんのボディや、鉄道むすめの「幸谷なのは」さんの名前を見るに、流鉄的には現行5編成のうち「なの花」が推しなのかも?
現在の流鉄公式サイトのトップページを飾っているのも「なの花」編成です。

一部の部品が外されているので点検中でしょうか。

実はこの記事の中で「なの花」編成だけ写真がありません…。この日は「若葉」と「なの花」の2編成が運用についていて、駅で20分くらい待てばもう片方の編成も見れるはずですがタイミングが合いませんでした。
(これは逆に言えば流山駅で少し待てば流鉄の現行5編成すべてを見ることができるということでもあります。)

車庫の奥で線路は途切れています。塀や建物の風貌は完全にそのへんにある町工場です。車庫内に電車がいなければ、鉄道関連施設であることに気付かないかも。

というわけで今週のテーマは流鉄でした。
去年は抽選に外れてしまった東京メトロの「メトロファミリーパーク in AYASE」に今年は当選していたので、来週のテーマは北綾瀬・綾瀬車両基地です。