バスまつり、欲しかったものかなり買えちゃった… まんぞく pic.twitter.com/NhbIK6dsBc
— 織春 紺太郎 (@monyo8500) 2022年6月12日
2022年6月22日に奈良・朱雀門ひろばで開催された「第22回スルッとKANSAI 電車&バスまつり」(以下、バスまつり)に行ってきました。
いつものようにネットでおでかけ情報を収集していたら、神姫バスのサイトでバスまつりの告知を目にしました。これまで鉄道系イベントにぽつぽつ参加しているというのは過去の記事の通りですが、バスのイベントというものがどんな雰囲気なのかちょっと気になります。
どうやらコロナ禍の影響で実に3年ぶりの開催とのこと。入場には公式サイトから事前応募をしておく必要があります。おでかけ先に飢えていることもあって、軽い気持ちで入場事前応募をしておきました。
ゆき
尼崎PA
織春くんドライブ 奈良編 pic.twitter.com/vlWaZh7FmR
— 織春 紺太郎 (@monyo8500) 2022年6月11日
実は阪神高速を自分の車で走るのはこれが初めて。事前に必死こいてGoogleマップの衛星写真やらYouTubeの車載動画なんかとにらめっこしてました。右から本線に合流するなんて自分の常識の範囲には存在しないんや。
実際には朝方の車の少ない時間帯だったこともあって、思ったほど苦労しなかったです。
バスまつり
スルッとKANSAI バスまつりにきました pic.twitter.com/L3uRoCptdv
— 織春 紺太郎 (@monyo8500) 2022年6月12日
県営駐車場に車を停めて待機列に並びます。
道中何があるか分からんので早めに出たら開場1時間に着いてしまいましたが、それでもけっこうな人数が開場を待っています。
10時ちょっと前になるとカウントダウンが始まり、展示バスが一斉にクラクションを鳴らしてバスまつり開場です。これがこのお祭りのお作法なのね。
各社局ブース
バスまつりの戦利品一覧
— 織春 紺太郎 (@monyo8500) 2022年6月12日
淡路交通・本四海峡バス・神姫バスの廃品をあれこれ買ってきました。お里がバレる! pic.twitter.com/BR63Jql4kj
淡路交通
廃品コーナーからはバス停留所円板や停留所名板、バス正面に掲示する停車停留所案内を購入しました。
淡路交通のサイトでは販売物品の情報がなく、前回のバスまつりのレポなどを調べつつ嫁と「バス停のアタマ売ってたら買うよね」みたいな話をしていました。
バス停のアタマ、本当に買えてしまった。庭の物干し台にボール紙で作った円板を貼ってバス停にして、三輪車を運行していた幼少期の自分に伝えたい。
停留所名板はかなり数がありましたが、鉄道駅と比べるとバス停ってかなりローカルなものなんで見ても分からない名前が多かったです。とりあえずだいたい分かる「県病前」と「先山」の2枚を買いました。円板と組み合わせてキミだけの最強バス停をつくろう!
県病とは洲本の下加茂にあった県立淡路病院のことです。2013年に病院が洲本の中心部に移転するとバス停からも県病の名前が消え、現在は「下加茂」です。
先山は島内で3番目に高い山で、鉄道があったころはふもとに先山駅がありました。現在も「先山口」という名前のバス停がありますが買ったものは「先山」なんですよね。このへんの関係を調べようとしましたが細かい停留所1つ1つの情報まではわからずじまいでした。謎。
停車停留所案内は高速バスの、貸切バスでいうところの「〇〇様御一行」の紙を貼るところに貼ってあったものです。買ったのは三ノ宮-福良線の1枚だけですが、探せばもっと色々あったかも。
同じ行先でも運行系統が違うことがあるので乗る人はちゃんとこれ見て乗りましょう。
先月発売されたばかりのバスコレ淡路交通いすゞエルガ
— 織春 紺太郎 (@monyo8500) 2022年6月12日
島民にとっては見慣れたいつものバス pic.twitter.com/TNM2ipoH5H
他にはバスコレやチョロQなどのバスグッズと、あとは玉ねぎが売られていました。
つい先月発売されたばかりでどうせ売ってるだろうと思ってたらやっぱり売っていたバスコレのいすゞエルガを買いました。島内の下道でよくみるやつです。
バスコレのラインナップはこれとさよなら三菱ふそう2ドアエアロバス、いすゞガーラ(神戸三宮バスターミナルセットⅠのバラ売り?)の3種類でした。
ところでガーラのチョロQとストラップは10年以上前のものなのにまだ在庫があるんですね。うちの実家にもあるぞ!
淡路交通ブースで買い物するともらえる年代ものの手提げ袋(明石海峡大橋架橋前!)
— 織春 紺太郎 (@monyo8500) 2022年6月12日
ツイッター情報では前回のバスまつりでもこれがもらえたらしく、まだまだワンサカ在庫があるのかもしれない… pic.twitter.com/BIrkaJFScw
さすがに停留所円板は入りませんが、購入したものはなにやら古めかしい袋に入れてもらえます。明石海峡大橋がまだなく島内あちこちの港から船便が出ていた時代のもののようです。なお現在は……。
いつぐらいのものか気になったのでネットであれこれ調べてみました。
1985年開通の大鳴門橋があり、淡路ファームパークには1987年寄贈のコアラがいるが、1988年開設の深日-津名のフェリー航路がないことから1987~88年ごろのものじゃないかと思います。35年前??
(実は存在しているが描かれていない航路がいくつかあり、深日-津名航路もただ単に省略されてしまっている可能性も否めません。このあと1994年には関西国際空港開港とともに関空と津名・洲本を結ぶ航路が新設されますが、交通アクセス上重要なこちらを省略するとは考えにくいため遅くとも1994年より前なのはほぼ確実でしょう。そうであっても30年前????)
特に注釈のついてない灯台は江埼灯台、すぐ脇の伝統的日本建築は伊弉諾神宮でしょうか。ただ江埼灯台の実物はかなり背が低く、一般的な灯台のイメージからすると頭と土台しかないやんけみたいな見た目なのでもしかしたら違うかもしれません。
本四海峡バス
グッズの販売がメインのようで、車両やマスコットキャラクターの「ほんしろう」をあしらったグッズが多く並べられていました。本四海峡バスがセットに含まれているバスコレ 神戸三宮バスセットAもありましたがこれは家にもうあるやつですね!
廃品としては「JR本四 BLUEネットワーク」の未使用ステッカーがありました。即購入。
本四道路を経由して淡路島や四国へ向かうJR系バスと本四海峡バスに貼られていたものですが、どうやら最近のバスには貼ってないようで……。
(ちなみに神戸三宮バスセットAに入ってる西日本ジェイアールバスのバスは古めの車両を製品化しているのでこのステッカーがバッチリあります。)
神姫バス
ブースに近寄ると長蛇の列が形成されていてちょっとだけビビりました。どうやらみなさん限定トミカが目当てのよう。個人的に鉄道模型とかミニカーなどは乗ったことがあるとかなじみがあるとかを購入の基準にしているのでここはスルー。
一方で廃品コーナーは比較的空いていて、整理券発券機や料金表示機、停留所円板や停留所名板などがまだ残っていました。
ここではまた停留所円板を購入。神姫バスのものは自分よりも嫁のほうが欲しがっていました。
柱に取り付けるための金属板がそのままくっついているので少しかさばります。お家に置くときは金具を外して円板だけにしてもいいかもしれませんね。
ちなみにこちらも停留所名板は知らないものがほとんどでした。神姫バスは運行範囲がかなり広いのもあって余計に。
バス車両展示
通常はバスロータリーおよび駐車場となっているエリアをすべて使って、数十台のバスが展示されています。社局によっては自由にバス車内の見学ができたり、記念撮影用にキッズサイズの制服を用意しているところもありました。
バスまつり車両展示
— 織春 紺太郎 (@monyo8500) 2022年6月12日
淡路交通/本四海峡バス/神姫バス/神戸市交通局 pic.twitter.com/47PJXZf50Z
淡路交通 いすゞガーラ
淡路島民が舞子や三ノ宮に行くのに使う高速バスです。
この車両は車内の見学ができませんでした。そのせいか集まる人もちょっと少なめ。
これまで何度も何度も何度も乗ってきた割に、こうやって眺めたり写真を撮ったりするのはこれが初めてな気がします。旅行先の写真は撮るけど日常の景色は全く撮ってないとかそういうのあるよね……。
ちなみに側面の一番前の窓はFIX窓だったような記憶がある(窓枠のレールがないぶん肘を置くスペースが広くて寝やすい)のですがこの車両は違いますね。
本四海峡バス 三菱ふそうエアロエース
淡路島民が舞子や三ノ宮や新神戸に行くのに使う高速バスです。
こちらは係員の案内のもと、1組ずつ車内を見学できました。
見学者にはオリジナルシールが配布されました。脇にあるほんしろうをあしらった顔出し看板といい、ちゃんとPRに力を入れているんやなという印象を受けます。
物販ブースで買ったBLUEネットワークステッカーと一緒に写真撮っても面白かったかも。
神姫バス 連節バス「Port Loop」
神戸のメリケンパークやハーバーランドまわりをぐるぐる巡回する連節バスです。
昨年はポートアイランドのワクチン接種会場へのアクセス手段としても使われました。その節はどうも。
実績を解除:連節バスに乗る pic.twitter.com/LIzAHNOGz2
— 織春 紺太郎 (@monyo8500) 2021年9月4日
入口には顔認証システム用のカメラ付きモニターが設置されていました。これはジョルダンなどが開発を進める顔認証による乗車システムの体験用のもので、事前に会場内のジョルダンブースで顔情報を登録しておくとここで個人を識別してくれます。僕はやってません。
バス自体は黒や濃紺のシックな色合いで、神姫バスのいつものカラーリングがちょっと恋しい。
西日本ジェイアールバス 三菱ふそうエアロキング「プレミアムドリーム号」
バスまつり車両展示
— 織春 紺太郎 (@monyo8500) 2022年6月12日
西日本ジェイアールバス「プレミアムドリーム号」
2階建てバスの2階最前列ってこんな感じなんですね pic.twitter.com/JhX6IRNMrC
ちょっとプレミアムなシートを備えた2階建て夜行バスです。実はこの数日前にプレミアムドリーム号はラストランを迎えたばかりとのこと。
10年くらい前、東京へ行くのにこんな感じの(プレミアムではない)夜行バスを利用したことがあります。その時は1階席だったので2階建てバスの2階部分は未知の世界でした。やっぱり2階も天井低くて頭打ちますね!
かえりとよりみち
朱雀門
平城宮跡復元朱雀門
— 織春 紺太郎 (@monyo8500) 2022年6月12日
ここ来るの小学校の修学旅行ぶりです pic.twitter.com/bel5BvQrBm
平城宮の正門である朱雀門の復元された姿です。きょう各社局ブースのテントが並んでいるエリアがちょうどクソデカメインストリート朱雀大路の跡です。
この奥の史跡を堂々と近鉄電車が横切る風景だいすき。
奈良公園
せっかく奈良に来たので現在の奈良の中心部も見ていきましょう。朱雀門ひろばからまっすぐ東進すると東大寺や春日大社、奈良公園があります。
ただド観光地奈良で駐車場のことを考えるのがしんどいなあということもあって、嫁には車から鹿を眺めてもらうだけにします。道路からでもじゅうぶん鹿見えるやろ。
これは鹿に道を塞がれているときの写真(撮影:嫁) pic.twitter.com/m2hUhL1QMi
— 織春 紺太郎 (@monyo8500) 2022年6月12日
若草山のふもとの道を走っていたら鹿に道を塞がれました。こっち見たままなかなか動いてくれません。Oh deer...
京橋PA
神戸まで帰ってきました
— 織春 紺太郎 (@monyo8500) 2022年6月12日
京橋PAの展望デッキ気持ちよすぎだろ pic.twitter.com/wNnRfSS1OS
奈良から大阪を抜けて神戸まで戻ってきました。
この阪神高速とかいうやつパーキングエリア少なくないっすか??カーナビにそろそろ休憩しましょうって言われても都合よくそんな場所ないんやが??
神戸プリンソフトとかいうやつ絶対おいしいのに機械メンテ中で食えんかった悲しい
— 織春 紺太郎 (@monyo8500) 2022年6月12日
ソフトクリーム食えなくて泣きました。